工場にもさまざまな業種がある

一口に工場の仕事と言ってもさまざまな業種があります。大きく分けると機械関連、医薬品関連、電子部品やデバイス関連、食品関連などが挙げられます。機械関連は、部品の製造や組み立てなどを行ないます。医薬品関連はどちらかと言うと研究開発に重点が置かれています。電子部品やデバイス関連では、電子部品や電化製品の組立・組付や電子部品の加工・検査などが業務です。ライン作業の場合は、ベルトコンベアに流れてくる電化製品を、複数人で作業分担して組み立てます。作業内容は、ネジを締めたり、シールを貼ったり、部品を組み付けていくといったものになります。食品関連は、製品によって仕事の内容が変わり、それこそ一口では説明できません。

製品によって違う食品工場の仕事

食品工場の種類として主なものには、パン、お菓子、弁当、冷凍食品、食肉などがあります。パンでの仕事内容は、完成したパンを販売できるかどうか、形が崩れていたり異物が入ったりしていないかのチェックです。仕上げの作業を行う場合もあります。お菓子ではライン作業で役割分担して製造します。また、製品によって計量や検品作業などを行なう場合もあります。弁当の場合は、入荷材料の数量確認や品質チェック、味付けなどの調理をします。また、食材などを手作業で容器に盛りつける作業も行なうのです。冷凍食品では、主な仕事内容は食品の検品や出荷作業です。食肉の仕事内容は、肉の計量、決められた分量に分ける、工場内の清掃などが中心です。

寮の求人は、世話人や調理人、警備など様々な仕事があり、未経験者や特別な資格を持たない人でも採用されることがあります。